お元気ですか？ 苺です！
苺（いちご）と書いて苺（まい）と読みます。
友達と冷え症の話をしたんだけど、わたしの症状とチョットちがうんだよね～
あれなんでだろ？
冷え症には種類があるんだよ
えっ⁉そうなの？
冷え症５つのタイプ
冷え症には５つのタイプがあります。
- 四肢末端型冷え症
- 下半身型冷え症
- 内臓型冷え症
- 全身型冷え症
- 局所型冷え症
改善法がちがいますので、自分がどのタイプか知ることが重要です。
四肢末端型冷え症
手足の先が氷のように冷えるタイプ。
汗はあまりかかない。
冷えがおこると頭痛がする。
やせ型で食の細い、若い女性に多い。
体温は平均か高め。
下半身型冷え症
足先からふくらはぎ・腰にかけて下半身が冷えるタイプ。
汗は上半身にかきやすい。
顔や上半身がほてる「冷えのぼせ」になる。
中年以降の女性や男性にも多い。
体温は平均か高め。
内臓型冷え症
下腹部やふとももなどは冷えを感じるのに、手足は比較的温かい。
汗は全身にかきやすく、冷えやすい。
身体の中心部(内臓)が冷えるタイプ。
冷えるとお腹の張りや腹痛がおこる。
やや肥満ぎみの人やアレルギー体質の人に多い。
体温は低い。
全身型冷え症
手足・内臓まで、全身が冷えているタイプ。
体温は低く、人に手などをさわられると「冷たい」と言われることが多い。
体温は低い。
局所型冷え症
神経や血管の障害で、局所的に冷えがおこるタイプ。
冷え症のタイプがわかったら
自分のタイプがわかったところで、次は改善法です。
気をつけてほしい内臓型冷え症
タイプとしてとくに気をつけてほしいのが、「内臓型」と「全身型」の人です。
共通するのは、内臓が冷えているということです。
さらに内臓型冷え症の人は身体の表面は冷えていないので、診断では冷え症とされないことがあります。
なのに寒いところにいても、からだ表面の血管は収縮せずに熱をドンドン逃がしてしまうため内臓が冷え続けて重症化しやすいんです。
どこか体調不良があるときには「内臓が冷えていないか？」とうたがってみてください。
内臓型冷え症の改善法
「四肢末端型」と「内臓型」とは原因がちがうので、改善法もちがう部分があります。
四肢末端型は交感神経が優位で、内臓型は副交感神経優位でおこるものなんです。
むずかしくて、わかんない
大きなちがいは食事法です。
「内臓型」は食欲旺盛で汗をかき、それが冷えることで内臓も冷えるという悪循環でおこります。
食べすぎていないか気をつけましょう。
「四肢末端型」は食事量が少なくて熱が作れないことも原因のひとつです。
食べる量を増やすことも考える必要があります。
「内臓型」は夏のエアコンにも注意が必要です。
表面体温が低くないので、冷房にあまり気を使いません。
でも内臓は冷えているんです。
だからといって寒くもないのにカーディガンを着るとか、イヤですよね。
効率よく内臓を温める方法は、仙骨周辺(お尻の上から腰あたり)を温めることです。
お腹よりも腰をあたためましょう。
あと冷え症にはショウガを食べましょう～と言いますが、内臓型には効きませんので必要にかられて食べることはないですよ。
お風呂はとくに変える必要はありませんので、冷えに有効な入浴法を実践してくださいね。(⌒∇⌒)
