お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
足がスゴクかゆい~💦水虫みたい~!
誰かからうつされたのかなぁ~
私も誰かにうつしちゃうのかなぁ~
待って待って!ちょっと落ち着いて(^▽^;)
正しくケアすれば、そんなにやっかいなものじゃないよ(⌒∇⌒)
水虫ってカビなの!?
水虫は白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)の一種が原因で発症します。
白癬菌(はくせんきん)とは?
白癬菌(はくせんきん)はカビの一種ですが、全身のほとんどの角質層(皮膚の一番外側)に生息しています。
ふだんは何もおこりませんが、菌が増えすぎたり体調が悪い時などには痒み(かゆみ)が出て、白癬菌感染症(はくせんきんかんせんしょう)となります。
その中で足に生息し感染症をおこしたものを足白癬(あしはくせん:水虫)といいます。
ちなみに頭で発症すると「しらくも」、股部で発症すると「インキンタムシ」となるわけです。
その他ありとあらゆる場所で発症する可能性はあります。
足白癬(水虫)は3種類
趾間型(しかんがた)
指の間、とくに薬指と小指の間にできることが多いのですが、はげしい痒み(かゆみ)をともないます。
外反母趾(がいはんぼし)など指同士がくっついていると、通気性が悪くなって発症しやすくなります。
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- 乾燥型:皮がむけてカサカサするタイプです。
- 湿潤型:ジュクジュクして赤く皮がふやけるタイプです。
どちらも痒み(かゆみ)の症状は同じですが、痒み(かゆみ)の強さは湿潤型の方が強くでやすいです。
気をつけよう かけばかくほど皮膚が傷ついて痛くなったり、なおるのが遅くなったりしますので、かくことは出来るだけガマンしましょう。
靴が脱げない状況にいると、ツラいんだョね~
きゅうくつな靴は絶対にさけましょう!
小水疱型(しょうすいほうがた)
土踏まずや足のふちなどに小さな水疱(すいほう)がポツポツできて、進行するにつれて痒み(かゆみ)がでてきます。
水疱は約1週間で乾燥して皮がむけますが、また別の水疱ができて広がっていきます。
水疱がつぶれると白や黄色の汁が出ますが、汁そのものは白癬菌(はくせんきん)ではありませんので、汁がついてうつることはありません。
気をつけよう水疱は化膿するとやっかいですので、無理につぶすことはやめましょう。
あ~サンダルで仕事したい…
わかる~~!
角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)
かかとから始まり、足の裏全体の角質が厚く白っぽくなってカサカサになります。
痒み(かゆみ)がなく、水虫と気づきにくいのが特徴です。
冬にはひび割れをおこすこともあります。
ほとんどの人が乾燥や加齢による肌荒れと勘違いして治療をしないため、家族にうつりやすい水虫でもあります。
気をつけようかかとのゴワゴワは普通ではありません。放置しないようにしましょう。
水虫をふせぐには?
基本的には、毎日足を洗えば心配はありません。
- 毎日同じくつをはかない➡よくはくくつは風通しのイイ場所におきましょう。
- 家族に水虫の人がいたら、スリッパ・バスマットなどは別にしましょう。
- ジムや温泉など裸足(はだし)の人が多い場所では、足をよくふいてからくつをはき、帰宅後は必ず足を洗いましょう。
爪水虫(爪白癬そうはくせん)
水虫(足白癬あしはくせん)を長期間放っておくと、皮膚から爪の中へ白癬菌(はくせんきん)が侵入して爪水虫(爪白癬そうはくせん)を発症します。
爪水虫は爪が白や褐色ににごって、分厚くなります。
爪には神経がありませんので痒み(かゆみ)はありません。
そのため水虫と気づきにくく、白癬菌(はくせんきん)をばらまいてしまうことになります。
気をつけようにごった爪もふつうではありません。痛み・痒み(かゆみ)がないからといって放置するのはやめましょう。
👇ココが大事!👇
水虫薬って市販されてますが、水虫かどうか判断しづらい時も多いです。自分でなおそうとせずに、皮膚科を受診するのが安全で一番早いです。