お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。


あっつ~い!夏はクーラーのきいた部屋でゆっくりするのが一番だわ~
ここ数年、日本の夏は殺人的な暑さに見舞われています。
常夏の国ならば年中同じ環境でいいのでしょうが、四季のある日本では季節ごとの対策が必要です。
夏だから気をつけてほしい
日本の夏は外気がジメジメと暑苦しさを増す一方、室内はどこも冷房がきいていて寒いと感じる人も多いのではないでしょうか?
私たちの身体は冬に比べ夏は基礎代謝が1割ほど低くなると言われています。
これは夏の時期には代謝を下げてムダなエネルギーを使わないようにするという身体のメカニズムによるもの。
涼しいからといって薄着のまま冷房にさらされていたら、知らない間に身体が冷えてしまいます。
身体がいつも冷えている状態だと、だるくなったり疲れやすくなります。さらにめまい・立ちくらみ・更年期症状の悪化・腰痛などの症状が出ることも…
「冷えは万病のもと」夏こそ寒さから体を守りましょう。
まずは簡単チェック
自分の正しい体温を知っていますか?
正しい体温を知るには、正しく体温を測らなければなりませんよね。今は数秒から数十秒でピピッ!と体温が測れますが、あれは熱があってしんどい時にサッと測るためのものです。
本来は水銀体温計を10分間、脇の下にはさむのが正しい測り方。
自分の平常時の基礎体温を知っておくと、冷え以外にも健康管理に役立ちます。
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身体を温めると気持ちいい
暑い日でもホットドリンクのカップを持ったり、入浴した時に「気持ちいい」と感じる人は身体が冷えている証拠です。
今はまだ自覚症状がなくても、いずれ冷えが進行し身体に不調が出てくる可能性があります。
屋外と室内の温度差は7℃以内に
エアコンを使う際のポイントは、設定温度。屋外と室内の温度差が7℃以内になるように設定すれば、寒暖差で身体に負担をかけずに済みます。除湿機能を使えばそれほど温度を下げなくても快適に過ごせます。
電気代が上がり続けている今、エアコンも無駄に使いたくないですょね。冷房の電気代は、高温の部屋に帰った瞬間一気に室温を下げようと急冷にした時に一番電気代がかかります。そこで弱めの設定でつけておいて、先にシャワーを浴びてはいかがでしょう?シャワー中に室温はある程度下がり、シャワー後に急に身体を冷やすことも避けられます。
また冷房中30分程度外出したい時は、冷房は消さない方が電気代が安くて済みます。1時間以上の外出であれば、いったん消した方がいいですよ。
エアコンよりも扇風機の方が電気代は安いのですが、扇風機の風は当たりすぎると身体の表面温度がうばわれ疲れてしまうことがあるので、長時間の使用には注意が必要です。

扇風機付けっぱなしで寝た時、翌朝身体がだるかったのはそのせいか~
服装でコントロールは超大事!
夏の冷え対策には、重ね着をしてマメに脱ぎ着することが一番効果的です。
冷房の効いた電車に乗ったらカーディガンを羽織り、電車を降りるときにはサッと脱ぐ。通勤時はサンダルでも、オフィスでは靴下やレッグウォーマーをはくようにする。
ちょっとしたことですが、これがなかなか面倒くさい。でも身体を守るためには超大事なんです。
温かい朝食をとろう!
朝食をとることで低温状態の身体を目覚めさせ、代謝と体温も上がり元気がみなぎります。
暑いと冷たいそうめんやあっさり簡単なグラノーラなどを選びがちですが、温かいものを食べるよう心がけましょう。
食材には身体を温めるものと、身体を冷やすものとがあります。身体を温める食材は、秋冬が旬の食材や根菜類。身体を冷やす食材は、夏が旬のトマト・きゅうりや葉物野菜・トロピカルフルーツなどです。冷凍野菜などをうまく活用して、冷えにくい身体を作りましょう。
夏の入浴法
夏は「シャワーだけで大丈夫」なんて思っていませんか?気づかぬうちに身体が冷えている夏だからこそ、ゆっくり入浴して温める必要があります。
夜は寝る1時間ほど前に38~40℃のぬるめのお風呂に入ると、温熱効果で身体が温まりぐっすり眠ることもできます。
さらに水の浮力や水圧によって、昼間の疲れがたまった足腰もラクになります。
朝は40~42℃くらいの熱めのシャワーを浴びると、シャキッと身体が目覚めます。
自分だけのリラックスタイムを
毎日のストレスは、冷えを進行させる原因になります。
仕事や家事に追われ一日中緊張していると、血管がキュッと縮まり血流が悪くなってしまいます。
短い時間でもいいので、一日のどこかでリラックスできる時間を作るようにしましょう。音楽を聴く・お茶を飲む・本を読む…なんでもいいんです。ですがこの時間を取れている人が本当に少ない。
気持ちがリラックスすると、身体の緊張がほぐれ血管が広がり血行がよくなるので、冷え防止につながります。
そうめんをサッと食べる:誤嚥性肺炎
夏はつめたいそうめんやひやむぎが、とてもおいしいですよね。
忙しい時でも短時間でササッと食べられます。

食べ物や飲み物が鼻や気管に入ってむせてしまう事を「顕性誤嚥(けんせいごえん)」といいます。
麺類はすすって食べるので、どうしてもむせることが多くなります。
健康な人でも経験はあるかと思いますが、加齢によっておこる確率は高くなります。
口の中やのどの筋肉などがおとろえて誤嚥(ごえん)してしまうんですね。
むせたことで不要なものがすべて外に出てくれればイイのですが、肺に入ってしまうと誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の原因になります。
誤嚥(ごえん)しないコツは、飲み込む時にゆっくり飲み込むこと~コレにつきます。
サッと食べられるそうめんも、のど越しをゆっくり楽しんで食べてくださいね。
ゴミの出し忘れ:ゴキブリアレルギー
とくに夏は生ごみの出し忘れに気をつけましょう。
生ごみは時間がたつほど悪臭の原因になって、決してイイものではありません。
しかも健康にも大きな影響をおよぼす可能性があります。
暖かくなると、生ごみにはハエ・ゴキブリがよってきます。
ハエ・ゴキブリは、家の中にいるだけでも衛生的によくありません。
最近日本でもゴキブリアレルギーの人が増えています。
ダニ・ほこりなどと同じように、しっかり駆除することを考えましょう。
ゴキブリ駆除は、出てきたゴキブリだけを退治してもダメです。
巣ごと退治するイイ駆除剤がたくさん出ていますので、赤ちゃんやペットに気をつけて使用しましょう。
さらに生ごみは、家の中に長時間放置しないようにします。
外用のゴミ箱をつくってこまめに入れるようにしましょう。
毎回袋の口をシッカリしばるようにしゴミ箱の中やまわりに殺虫剤をまいておくと、よってくるハエ・ゴキブリの数はへります。
集合住宅の人はベランダにおきましょう。
ベランダのない人は、玄関に一時置きしましょう。
ゴキブリが発生したとき、すぐにホウキなどではきだせますよ。
赤ちゃんやペットに注意してあげてくださいね。
快適な部屋でデスクワーク:エコノミークラス症候群
全然ダメということではありません。すごし方の問題です。
適度に冷房がきいているオフィスでのデスクワークだと、休憩や水分補給もせずについつい仕事に集中してしまいます。
適切な水分補給をせずにずっと同じ姿勢ですごしていると、脚(あし)の血流が悪くなって血栓(血のかたまり)ができやすくなります。
それが肺の動脈をつまらせてしまうと、エコノミークラス症候群を発症する危険性があります。
快適な室内でも水分補給をこころがけ、カラダを動かすことも忘れないようにしましょう。

けど仕事中に急に立って体操とか恥ずかしくて無理だよ

接客業ならまだしも、そんなオフィスに未来はないよ
従業員の健康や勤務環境を第一に考えるって本当に大切なことなんだ
上半身を延ばすだけでも効果はありますが、できれば立って足を振り上げたり、身体をねじったりしてほしいんです。

粉もので手作り軽食:ダニアレルギー
使いかけの小麦粉や片栗粉・てんぷら粉などはどこに保管していますか?

シンクや調理台の下の戸棚の中かな?
乾燥した粉ものなので、常温に保管してしまいがちです。
ところが粉ものは、コナヒョウダニというダニの好物なんです。
目に見えないくらい小さなコナヒョウダニは、少々しっかり袋の口をしめても侵入します。
ですが低温が苦手なので、冷蔵庫に保管しましょう。
新品は常温でも大丈夫です。
でもいったん封を開けたら、冷蔵庫に保管しましょう。
知らずにコナヒョウダニ入りの粉を使ってしまったら…全員ではありませんが、アナフィラキシー発作をおこす可能性はゼロではありません。
半乾(がわ)きで寝る:カビの発生
入浴後の髪の毛のことです。
夏はドライヤーが暑くて、サボりがちではありませんか?
半乾きの髪の毛の水分を吸ったマクラは、トリコスポロンというカビが発生➡増殖する危険性があります。
トリコスポロンの胞子を吸いこむと、セキや微熱が続く夏型過敏性肺炎を発症するリスクがあります。
せっかく洗った髪・頭皮にもカビが発生するという事態に…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
トリコスポロンは室内カビですので、浴室・脱衣所・キッチン・畳カーペットの裏・寝具にも繁殖します。
色が白や黄色のなので、見つけづらいのです。
髪の毛はしっかり乾かしてから寝るようにし、梅雨や夏場の湿気を放置しないようにしましょう。

一日おいたカレー:ウェルシュ菌
カレーは一日ねかせて食べる方がおいしいですよね。
でも夏場は注意してください。
食中毒をおこすウェルシュ菌は加熱することで大部分が死滅しますが、一部が生き残り45℃前後で大量増殖します。
冷めたカレーを鍋ごと、いつまでもコンロの上に放置していると、大繁殖します。
冷蔵庫に入れて増殖時間をみじかくし、じゅうぶん再加熱して食べるようにしてください。

👇ココが大事!👇
夏は悪い虫も菌も活発になります。寄せつけない工夫をしましょう!