お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
口の中の老化って、虫歯や歯周病で歯がなくなっていくことかな?
それだけじゃないよ
口腔老化度検査っていうのがあるんだけど、ちょっと調べてみようか
口の中の異常は、虫歯とか口内炎とか痛みがないとなかなか気づきません。
でも口の中も、ほかと同じように老化していきます。
口の中の老化と全身の老化は相関していて、口腔の老化度を測ることによって全身の老化度を推測することもできます。
また口の中の菌が糖尿病や腎臓病・心臓疾患・肺炎などをひきおこすこともあるんです。
口腔老化度検査とは
歯の状態・歯周病の有無・唾液(だえき)の状態・飲み込む力・噛み合わせなどをしらべて、各年齢をわりだして老化しているかどうかを判断します。
ふつうの歯科医でやっている検査ではありませんが、「口腔老化度検査」で調べればすぐにでてきますよ。
歯年齢:歯の状態
歯の本数(全健歯と処置歯の合計数)で測定。
たくさん残っている方が、歯年齢は若くなります。
永久歯は28本、親知らずをいれて32本です。
更年期世代はていねいで正しい歯みがきと、3~6か月に1度の歯科医での定期クリーニングは必要になってきます。
80歳で20本以上の歯をのこすのが理想とされ、「8020運動」があるわけです。
8020運動
いつまでもおいしく物を食べ続けるために、1989年(平成元年)より国と日本歯科医師会が推進しています。「80歳になっても20本以上の自分の歯をたもとう」という運動。
歯周年齢:歯周病の有無
歯周ポケットの深さや、歯茎の状態ではかります。
歯周病菌が原因ですので口の中を清潔にたもちましょう。
ストレスも原因となりますので、生活習慣をみなおしてみましょう。
ここまではふつうの歯科医でもみてくれますよね。(⌒∇⌒)
唾液年齢:唾液(だえき)の状態
大切な歯を残すためには、抗菌作用や自浄作用(自分で自分をきれいにする作用)のある唾液(だえき)がとても大事になります。
唾液量がへると、虫歯も歯周病にもなりやすくなります。
唾液量が少ないと診断されたら、なぜ少なくなったかまでさぐることが大切です。
- 食べ物をよく噛まない
- 入れ歯の不具合
- 薬の副作用
なども考えられます。
飲み込み年齢:飲み込む力
30秒間に唾液(だえき)を何回ゴクンと飲み込めるかを測ります。
回数が多い方がいいのですが、3回以下は危険ゾーンです。
日頃から舌を動かすトレーニングをしたり、頬(ほお)の筋肉を強化することで回数をふやせます。
飲み込む力が低下すると食べ物や唾液(だえき)がまちがって気管に入り、肺炎を発症する危険性が高まります。
トレーニングは簡単です。
- 頬(ほお)を空気で思い切りふくらましたり
- タンギング(舌を上あごに打ちつけてタンタンタン!とならす)をする
ふだんあまりしないことなので、やり始めるとけっこう簡単に飲み込み能力がアップします。
咬合(こうごう)年齢:噛み合わせ
噛(か)む力が弱くなると、身体の不具合があちこちにあらわれてきます。
- 脳への刺激が弱まる
- 唾液(だえき)の分泌がへる
- 柔らかいものしか食べられない
- 顔・首の筋肉がおとろえ、シワ・たるみの原因になる
これもトレーニング法は簡単です。
口を大きく開けたり、「あいうえお」を大きく口をうごかして言う。
左右かたよりなく噛めるよう、虫歯などの痛い歯は即治療しましょう。
👇ココが大事!👇
上の5項目が最優先!ホワイトニングや歯並びは次の段階です。