お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)IBSとは?
過敏性腸症候群とは、便秘や下痢が慢性的に何度も現れる病気でIBSともいわれます。
腹痛をともないますので、日常生活に支障をきたすことが多いです。
通常の腹痛とのちがいは、大事な会議や試験前など緊張が予想される時におこることです。
IBSは、腸にあきらかな異常が認められないのに、精神的ストレスを受けるとおなかの痛みや下痢や便秘の症状がおこり、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
IBSによるおなかの不快な原因は、ストレスといわれています。
わたし大学受験の時、原因不明の便秘に悩まされたヮ~💦
さいきん大事な会議のときに限ってお腹が痛くなっちゃって…
主な症状は3パターンあります。
- 下痢だけの人
- 便秘だけの人
- 下痢と便秘を交互に繰り返す人
- 下痢だけの人は、腹痛とともに待ってくれない便意がきますので、電車の中や接客中におこるととても困ります。
- 便秘だけの人は、長期にわたると頭痛などの体調不良がおこり、長時間の腹痛とともに出すの繰り返しになります。
- 下痢・便秘を交互に繰り返す人は、便秘でしばらく便通がないあとに下痢がおそいますので、激しい長い腹痛がともないます。
ではなぜストレスを感じると、お腹の不快な症状が起きてしまうのでしょうか?
脳と腸の悪循環、IBSスパイラル
私たちの脳は、腸と密接な情報を交換し合っているためです。
脳と腸なんて離れてるし、無関係っぽいけど?
人はストレスを受けると、脳からストレス関連ホルモンが分泌されて腸のはたらきを乱し、下痢や便秘といった症状を引き起こします。
下痢や便秘といった体調の変化は「電車の中でお腹が痛くなったらどうしよう?」「大切な会議があるのに途中でトイレに行きたくなったら…」といった新たなストレスになります。
すると、再びストレス関連ホルモンが分泌されて、お腹の痛みなどをひきおこし、IBSの症状が悪化していきます。
またIBSの患者さんは痛みに対して敏感になっているため、ちょっとした刺激にも腸が反応して、下痢・便秘・腹痛といった症状をおこしやすくなっています。
こうして身体が感じたストレスは、すべて脳へと届けられます。
この悪循環を「IBSスパイラル」と呼んでいます。
とりあえずはツライ症状をおさえたいですよね?
食事での注意点
下痢型
- 消化の悪いものは控える。高脂肪食・乳製品など
- 香辛料など、刺激の強いものは控える
- アルコールを大量に摂取しない
- 冷たい飲食物はさける
便秘型
- 水分補給をする
- 食物繊維を摂取する
- 乳酸菌を含む発酵食品(ヨーグルトなど)を摂取する
- 香辛料など、刺激の強いものは控える
どっちにしても刺激の強いものはダメなのね?
IBSを根絶するには?
過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)IBSは下痢や便秘を治せばイイだけではありませんよね?
原因はストレスだともいいました。
じゃあストレスをなくせばイイんだょね?
たしかにそのとおり!
でも受験や会議がストレスの人は、受験をあきらめるのですか?仕事先を変えますか?
それはムリだゎ…
そんな時はガマンするより、ストレスに負けない身体をつくりましょう。
?????
人の生活とは、食事・運動・睡眠・休息・身の回りの清潔・仕事や勉強で成り立っています。
すべてが順調だと、ちょっとしたストレスなら気にならなくなります。
本来ヒトってそれくらいの強さを持っているんですね。
今のあなたの生活状況をふり返ってください。
- 栄養がかたよっていませんか?
- 運動不足・睡眠不足になっていませんか?
- ゆったりする時間がありますか?
- 入浴時間や肌のお手入れ時間はじゅうぶんにありますか?
あ~どれもじゅうぶんじゃないわ…
毎日の忙しさもわかりますが、もう少しやらなければいけない事を減らしませんか?
給料をもらっている仕事はサボってはいけませんが、家事や育児はもう少し効率よくできないか?もう少し家族に手伝ってもらえないか?考えてみましょう。