お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
冬は病気の宝庫でしょ~体調が悪くなってもしょうがないょ…
まぁまぁそうあきらめないで。
コツをつかんで、冬のブラックタイムを乗り切りましょう。(⌒∇⌒)
ブラックタイムとは
ヒトには体内時計がはたらいていますが、1年単位ではたらく体内時計もあります。
そんな中で、悪い方に働く体内時計…それをブラックタイムといいます。
入浴時のヒートショック[ピークは12月]
お風呂に入るときって、冬はだれでも寒いです。
シャワーを浴びたり、お湯につかった瞬間、かなりの温度差があります。
裸になった時には、寒さで血圧が上がっています。
お湯に入り「あったか~い!」と思うと同時に血圧はギュィ~ン!と下がり、一時的に脳に血がまわらない状態になります。
すると意識障害におちいりおぼれてしまう…こわいヒートショックです。
介護中でもないと、家族と一緒に入浴なんてしないでしょう。
ましてや入浴中、見張ることもできません。
ですので脱衣所や浴室をあたたかくするよう工夫しましょう。
脱衣所に小さなヒーターを置いたり、浴室暖房を設置したりと方法はあります。
ですが電気代がかかると思って、使用せずに倒れてしまうケースがけっこう多いんです。
節約は大いにけっこうですが、必要なものは必要な時に使いましょうね。
転倒事故[ピークは12~1月]
冬になると、大腿骨頸部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)が急増するというデータがあります。
👇大腿骨頸部ってココです👇
足のつけねの関節ですので、骨折すると立てなくなったり、動けなくなります。
重ね着をしていて動きづらかったり、寒さで運動不足になりやすかったりで、転ぶ可能性が高まります。
衝撃が強いと、尻もちをついただけでも骨折することがあります。
風呂場での転倒にも気をつけましょう。
更年期以降になると、転んだ時とっさに手が出なくなってきます。
これは大腿骨頸部骨折の大要因になります。
わたしも若い時は前向きに転んでも、身体を反転してあおむけで転ぶことができましたが、今は無理でしょう。😢
なんとか手をついても骨が弱かったら、手首を骨折してしまいますので、骨粗しょう症にならないよう気をつけましょう。
年をとるってこういう事なんですね。(^-^;
転倒は意外に家の中が多いんです。
危険な箇所がないか、確認しておきましょう。
- 玄関・階段・浴室など段差のあるところが暗い
- 室内用スリッパは安全か?
- じゅうたん・カーペットにつまづくことはないか?
- 電気コードにつまづくことはないか?
私は階段の上と下にスリッパを置いていて、階段を昇り降りする時はスリッパをはかないようにしています。
心臓疾患[ピークは12~1月]
心(臓)疾患にはいろいろありますが、心臓が酸欠状態になる狭心症や血管がつまってしまう心筋梗塞などはよくきく名前ですね。
さてここで問題です
心筋梗塞になりやすいのは、どんな人でしょう?
正解はメタボ(メタボリック症候群)の人
心筋梗塞は、心臓に酸素と栄養を運ぶ冠動脈がつまることによって発症します。
冠動脈がつまる最大の原因は、動脈硬化。
そして動脈硬化をひきおこす危険因子は
- 加齢
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
などです。
メタボリック症候群は、内臓脂肪型肥満に加えて高血糖・高血圧・脂質異常のうち2つ以上を合併した場合に決定されます。
どうですか?危険因子がとてもよく似ているでしょう?
更年期世代のメタボの人、危機感をもってくださいね
冠動脈は自分から見て、心臓の右側と下側に流れているのが右冠動脈、心臓の左側と下側に流れているのが左冠動脈といいます。
左冠動脈は最初は1本ですが、途中で2本にわかれています。最初の1本の部分は2本分の血液が流れていますので、とても大事な部分で主幹部とよばれています。
主幹部が細くなったり、詰まったり、やぶれたりすると重大事となるわけです。
突然の胸の痛みが15分続いたら、心筋梗塞をうたがいましょう。
心臓に栄養や酸素をおくる血管がつまる心筋梗塞は、突然死の代表疾患です。
血管は寒い時に収縮して、暖かいときには拡張します。
若い時にはたいしたことではないのですが、更年期以降になると血管も老化してますので、伸縮がかなりの負担になります。
冬のお出かけ時の温度差には、ちょっと慎重になりましょう。
身体がシャキッとするから、少しくらい寒くても大丈夫!なんて言えるのは、若い時だけですよ。
「明日から仕事!」などというストレスを感じる場面がかさなると、さらに危険性が増します。
【救急搬送でタライ回しにあわないために!】やっておきたいこと
👇ココが大事!👇
気をつけるべきは、気温差です。面倒がらず、こまめに体温調節しましょうね。