お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
「目が疲れた~」とは、あんまり思ったことないけどな~
目の疲れが原因で不調をうったえる人、けっこういるんだよ
えっ⁉そうなの?
ヒトが生きていくうえで不可欠なのが、物の位置や大きさを瞬時にキャッチする能力。
その役割をになうのは目で、外からの情報を80~90%収集しています。
目のはたらき
形態を把握する
私たちは、物の形がわからないと一番こまります。
目が形を把握してくれて、脳で何なのかを判断します。
色を認識する
こまかくいうと光の強弱を察知する細胞と、色を見分ける細胞があります。
さらに色を見分ける細胞は赤・青・緑の3種類があり、この3つの光のバランスにより何色かを判断しています。
このしくみは、テレビやパソコンの画面を赤・青・緑の光の3原色で色を表しているのと同じです。
遠近感を認識する
左右の目それぞれで受け取った映像は、ビミョウにちがっています。
それを合体させることで、物体までの距離・奥行・立体感などを認識することができます。
動きを追う
ランドルト環をつかった視力検査は、静止視力を測るものです。
動いているものを見る能力、動体視力は目からの情報としても一歩上の大事なものです。
目の疲れの原因
ヒトは物を見る時、目の毛様体筋という筋肉が水晶体の厚さを調節してピントを合わせています。
ですが現代人は、毛様体筋をつかいすぎているのです。
こまかい画像や文字
人間の目は、もともと近くをみるようにできていません。
ヒトがこの世に生まれた時、狩りや漁をするのに近くをじ~~っと見る必要はありませんでした。
現代ではパソコンや携帯電話など、近くばかりを長時間みつづけることが急増しました。
近くにばかりピントをあわせていると、毛様体筋の緊張が続き筋肉疲労をおこします。
また画面に集中すると、まばたきの回数が減少して目が乾燥し疲れやすくなります。
夜型の生活
ヒトは夜行性ではありませんので、目も夜型にはできていません。
電気の光は人工的で、太陽光とは明るさの度合いや性質がちがいます。
電気の光のもとでは昼間以上に目のはたらきを調整しなければならず、より負担をかけることになります。
空気中にも問題物質が
紫外線
紫外線は肌にあたるといろいろなトラブルをおこしますが、目にも強い衝撃をあたえます。
とくにまぶたの裏や白目などの表面部分に影響がでます。
化学物質
たとえば新しい建物に入った時「目がチカチカする」「涙がでる」といった症状がでたことはありませんか?
これは塗料や壁紙にふくまれる化学物質が原因と考えられます。
こんな人的被害は勘弁してほしいですよね。
このほか排気ガス・ほこり・花粉・タバコの煙など、空気中にただようさまざまな物質が眼精疲労の原因になることもあります。
疲れ目をいたわる対策
パソコン環境を見直す
パソコンや携帯電話をよく使う人は、疲れ目の原因をとりのぞきましょう。
- デスクの高さやモニターまでの距離は適正でしょうか?
- 照明・モニターの明るさは目にやさしいでしょうか?
- 連続作業のなかにも休憩をしっかりとっているでしょうか?
疲れ目にイイ成分
アントシアニン
ブルーベリーを食べると、目がよくなるってきいたことありませんか?
視力が回復するっていうことではありませんが、疲れ目にはイイんですよ。
厳密にはブルーベリーにふくまれるアントシアニンがおススメ成分なんです。
アントシアニンは疲れ目を予防してくれ、抗酸化作用で目へのダメージも予防してくれます。
ブルーベリーのほか黒大豆の種皮にも多くふくまれています。
アスタキサンチン
鮭やイクラなどに含まれる赤色のカロテノイドという成分です。
年齢とともにおとろえる毛様体筋のピント調節に役立ちます。
ルテイン
緑黄色野菜にふくまれるカロテノイドという成分の一種です。
水晶体や黄斑部(おうはんぶ)にもふくまれ、パソコンや携帯のブルーライトを吸収するフィルターの役目をはたして、私たちの目を守ります。
👇ココが大事!👇
目の疲れは慢性化しがちです。早めに環境改善しましょう!