【胆石症を知っておこう！】しくみがわかれば予防できる！

お元気ですか？　苺です！

苺（いちご）と書いて苺（まい）と読みます。

 

 

胆石症(たんせきしょう)とは

胆嚢(たんのう)という小さな臓器

胆のうにできる結石を胆石といいます。

胆のうってどこにあって、どんなはたらきをする臓器なのでしょう？

 

 

上の図ではオレンジ色の部分が胆のうです。

肝臓・胃・膵臓(すいぞう)にかこまれた、サイズ10㎝20ｇほどの小さな臓器です。

肝臓でつくられた胆汁(たんじゅう)という消化液を貯蔵するタンクです。

胆汁には胆汁酸という脂肪分を分解しやすくする成分が入っています。

肝臓で作られた時、胆汁酸は0.7％ほどですが、胆のうに貯蔵される時には濃縮されるので胆汁酸は６％になります。

この胆汁酸はコレステロールから合成されるものなので、油っこいものばかり食べていると余分なコレステロールがかたまって胆石をつくる確率が高くなるというわけです。

 

 

それともうひとつ食べる量です。

いつもドカ食いをしてお腹いっぱい食べていたり、しょっちゅう何かしら食べているという習慣もよくありません。

肝臓は胆汁をつくり続け、胆のうは胆汁を送り続けていると疲れてダメージを受けてしまいます。

腹八分目にしたり、ダラダラ食べをやめて肝臓・胆のうを休めてあげましょう。

 

 

胆石症の症状

 

胆石発作といわれるものですね。

これは石ができる場所や状態もさまざまなので、必ずひどい痛みがあるわけではありません。

痛みがないまま健康診断などで発見される場合もあります。

 

 

胆のう結石

胆のうに結石ができたもので、胆石症の中でも割合が多いです。

無症状が多いのですが、時には胆石発作の痛みや胆のう炎をおこして腹痛・発熱することがあります。

胆のう炎：結石ができることにより、胆汁の流れが悪くなり胆のうが細菌感染をおこす症状

胆管結石

結石が胆管にあるもので、症状を起こすことが多いです。

胆汁の流れを結石がせき止めてしまうことで細菌感染をおこし、胆管炎を発症することもあります。

胆管炎：胆管で細菌感染がおこる症状

 

 

👇ココが大事！👇
油っこいものの食べすぎや大食い・早食いをやめて、肝臓・胆のうをいたわろう！