お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
- 急に肩が痛くなって、腕が上がらない
- いつの間にか肩や腕が動かしづらくなっている
- 高いところに手がのばせない
こんな経験はありませんか?歳のせい?とも言えますが、防ぐことも十分可能ですよ。
四十肩・五十肩とは?
まず四十肩と五十肩とは同じ症状をさします。
もともと五十肩と名付けられたのですが、発症する年齢が若くなってきたため、四十肩ともいわれるようになりました。
年齢とともに肩関節を構成するじん帯や腱板(けんばん)が柔軟性をなくしたり、炎症をおこすことで痛みが出ます。
原因はまだ不明な部分があります。
急性期
なんの前ぶれもなく突然するどい痛みが発生します。朝、髪をセットしたり、服を着替える時に肩に痛みが走って、気がつくことが多いです。
指先までしびれて、眠れないほどの痛みが生じることもあります。これは肩関節の炎症によるもので、急な痛みは数日~数週間でおさまります。
慢性期
するどい痛みから、にぶい痛みへと変わります。
数週間~半年、長くても1年半くらいで自然に痛みが軽くなって、肩がラクに動かせるようになります。
ですが!この時、肩関節の動く範囲がせまくなって治ることが多いのです!
ケアが大切!
急性期すなわち痛みがひどい時は、安静が一番で、ムリに動かしてはいけません。
ですが、慢性期に入って痛みがマシになった時から、いつもと同じくらいに動かすことが必要です。
でないと、可動範囲がせまくなったまま落ち着いてしまいます。これは歳に関係なく、しっかり動かすともとにもどります。
- するどい痛みの時は、冷やして安静に。
- にぶい痛みになったら、温めてしっかり動かしましょう。
四十肩・五十肩の予防法
肩を動かしましょう
肩はふつう、アスリートやダンサーなどでないかぎり、大人になればなるほど動かさなくなります。手をあげたり、腕を回すことがドンドン減ってくるのです。
ですので、仕事中・家事している時にも、身体を少しだけ動かすことを心がけましょう。
背伸びをする・腕をまわす・肩の上げ下げをするなど…なんでもいいですし、2~3回でいいんです。
「痛気持ちいい(いたきもちいい)」が感じられれば、効果ありです 🙂
一番オススメするのが「ぶら下がり健康器具」です。
えっ⁉ベタじゃない?(^▽^;)
そう、今は使う人もほとんどいないでしょうが、肩関節を柔軟にするには一番簡単に無理なくできると思います。
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かたよった姿勢や同じ姿勢をさけよう
- バッグや重い荷物を同じ方の手でばかり持っていませんか?
- テレビを見る時、寝転んでひじまくらで見ていませんか?
- デスクワークで、足を組んだまま長時間すごしていませんか?
いずれも身体がゆがんだままの姿勢で一定時間すごしているので、肩だけでなく身体のアチラコチラが痛くなる原因になります。
冷えは大敵
冷えは血液の循環を悪くして、炎症の原因にもなります。
夏は肩にクーラーの風が当たらないようにしたり、冬は寝る時に肩が冷えないように気をつけてください。