お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
「寒気がするな…」「のどが痛い」と思ったらどうしますか?
- すぐに病院に行く
- 市販の薬でなおす
- ひたすら安静につとめる
法律で定められている感染症
厚生労働省は、国民の健康に影響をおよぼす恐れのある重要な感染症について、その発生を監視しています。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。
2009年の冬までは、香港A型・ソ連A型・B型インフルエンザの3種類が流行しており、「季節性インフルエンザ」といいます。
2009年春から、「新型インフルエンザ」が流行し、世界中に広がりました。これまでのインフルエンザと違い、進化しつづけるので、予防接種をうけても、その年しか効きません。
ですが!かかってしまったらまず病院でインフルエンザなのか?そうでないのかを調べてもらわないといけません。こればっかりは素人判断では無理です。
インフルエンザ検査
検査方法は、たいがいの医療機関で使われているのが「迅速診断キット」です。
のどや鼻の粘膜を綿棒などで採取して、15分ほどでインフルエンザかどうかがわかります。A型・B型の区別もつきます。
ただこの検査は、発症して12時間以内だとインフルエンザウイルスが少なくて、「陰性」と判断してしまうのです。いいタイミングは、発症して12~24時間の間です。
発症して48時間を経過すると、抗インフルエンザ剤の効き目がうすれてしまいます。
A型だといっきに高熱が出るので、よくわかります。夕方か夜に熱が出た場合は、一晩がまんして翌朝、病院に行って検査を受ければ12時間はたっているので、ベストタイミングです。
ですが午前中に熱が出た場合は、午後診で検査を受けると早すぎます。24時間はがまんしないといけないので、つらいですね。
あとはひたすら安静に
病院で抗インフルエンザ剤を投与してもらったら、ゆっくり休むのみです。高熱で食欲もなくなると思いますので、無理に食べる必要はありません。
ですが、水分は失われつづけますので、水分補給に気をつけましょう。いつでも水分がとれるよう、手の届くところにペットボトルの水やお茶を置いておきましょう。
2~3日で高熱はおさまると思いますので、食欲が出てきたら、スープなどから食べるようにしましょう。
日常生活に復帰!
インフルエンザ発症前日から発熱して5日間は、鼻やのどからウイルスが排出されているので、外出は控えなければいけません。A型の場合はしんどくて無理ですが…
学校保健安全法では、発熱して5日間、解熱後2日間は基本的に出席停止期間とされています。
大人にはこういったきまりはありませんが、出勤するタイミングや日常生活にもどる目安にするといいでしょう。