お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
骨がスカスカか?そうでないかなんて、自分でわからないょね?
そうなんです。ですから検査は必要ってわけ。
もし骨粗しょう症の人が知らずに骨折してしまったら、なおるのに日数がかかるし、再び骨折するリスクもグンと上がります。
ですから自分の骨の状態を知っておくことは、更年期世代ではとくに重要になってきます。
自分の危険度を知ろう
首からお尻まで骨はいくつも連なっていますが、これが背骨です。
その中でも腰の部分を腰椎(ようつい)といいますが、骨がスカスカだとここの骨がつぶれてしまう人がけっこういます。
腰椎(ようつい)の圧迫骨折です。
大きな衝撃でつぶれるのではなく痛みを感じない人もいるので、放置状態になり危険です。
もし「急に背がちぢんだ」「腰がのばしづらくなった」などと感じた場合は、圧迫骨折の可能性がありますので整形外科を受診しましょう。
骨粗しょう症の検査
骨密度を測定するには、次の方法があります。
DXA(デクサ)法
エックス線を使って骨密度を測定する方法です。
全身用のDXA法では、身体のほとんどの骨の測定ができます。
この検査は、規模の大きな医療機関でおこなわれています。
前腕部の測定をするDXA法は、整形外科をはじめとした骨粗しょう症の治療を行っている病院で受けることができます。
MD法
手のエックス線写真を利用して、骨密度を測定する方法です。
骨粗しょう症の治療をおこなっている病院でうけられます。
超音波法
かかとの骨に超音波をあてて、超音波のつたわる速度から骨密度を測定する方法です。
健康診断などで広く用いられています。
骨密度の検査は40歳以上の女性であれば、市区町村などの特定検診の際に安い費用で受けられることが多くなっています。
また整形外科などの医療機関でも受けられます。
費用は自己負担で2,000~3,000円程度です。
診断基準は、骨密度が若年成人の平均値の何%あるかによって判定します。80%以上なら「正常」、70%未満なら「骨粗しょう症」と診断されます。
骨粗しょう症と診断されたら
骨を強くするための薬を処方してもらえます。
- 骨をこわす働きをおさえる薬
- 骨をつくる働きを助ける薬
- 破骨細胞と骨芽細胞のバランスを整える薬
といった種類があり、年齢や重症度によって処方されます。
なんらかの副作用はありますので、しっかり聞いておきましょう。
骨密度の検査や骨粗しょう症の治療は、自分ですることはできません。信頼する病院・医師がいるという事は、とても大切な事です。
加えて自分の心がけで出来ることも、しっかり実行していきましょう。
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