お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
あ~頭痛くなりそう…もうすぐ雨ふってくるよ~
なんでそんな事わかるの?
天気痛ってなに?
あなたのまわりでこんな会話ありませんか?
子どもの頃よくおじいちゃん・おばあちゃんが「ヒザが痛むから雨が降る」とか「古傷がうずくから台風がくる」とか言ってました。
「なんで天気がわかるん?」って思ってましたが、その頃は納得いく説明をしてくれる大人が私のそばにはいませんでした。(^-^;
天気痛の症状
おおざっぱにわけて、頭痛・関節痛・倦怠感(けんたいかん:ダルさ)をうったえる人が多いです。
どんな時にこの症状をうったえるかというと…雨・台風・どんよりして天気が悪い時、雨に関係なく訴える人もいます。
ちょっととりとめないんですが、原因が2つあるからなんです。
原因①:気温差
10℃以上の寒暖差、とくに気温が下がるときに体調不良になる人が多いです。
ヒトは寒いと感じると、自律神経の交感神経が血管を収縮させ血圧を上昇させて体温を上げてくれます。
その時に脳から痛み物質がもれだす人がいて、不調を感じるのです。
頭・各関節・古傷が痛むのはそのためです。
では痛む人と痛くない人がいるのはなぜでしょう?
これはいまのところ体質のちがいや悪い生活習慣のせいではないか?ということしかいえません。
では倦怠感(けんたいかん:ダルさ)をうったえる人はというと~
寒さを感じても交感神経がうまくはたらかず副交感神経が優位になって、血管の収縮もおきずに体温が下がる人がいます。
体温が下がるとダルさと眠気におそわれるというわけです。
これも体質や悪い生活習慣のせいだろうといわれています。
攻略法は次の3つ
- 食事:栄養にかたよりなく、朝食は必ず食べよう。
- 運動:軽い有酸素運動を継続しよう。
- 睡眠:質のよい眠りを多すぎず少なすぎずに。
暑い時期にのぼせやすい人・寒い時期に冷えやすい人・天気によって気分に浮き沈みのある人は、気温差で天気痛になる可能性が高いので注意しましょう。
原因②:気圧差
気圧差が原因で天気痛になる人は、そのまま天気の影響を受けます。
どんよりした日・雨の日・台風・梅雨のときなど。
さらに気圧差なので、飛行機・新幹線・ロープウェイに乗った時も影響があります。
この場合は、気圧が上がる時も下がる時も不調になります。
耳の奥の内耳にある三半規管が、気圧の変化を感じて脳に伝えます。
気圧の変化は目にみえないので、脳が混乱してストレスとなり人によっては自律神経が乱れて不調になるのです。
不調になるかならないかの差は、内耳が敏感かそうでないかのちがいです。
気圧が変化する時、乗り物にのる時に耳栓をすると不調になりにくくなります。
乗り物酔いしやすい人・飛行機などで耳が痛くなりやすい人・天気の変化に敏感な人は、気圧差で天気痛になる可能性が高いので注意しましょう。