お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
めぐりって血液の流れのことだよね?
私は大丈夫!心臓はすごく丈夫だもん!
それが~心臓だけが健康でも、安心できないんだ
全身のめぐりというと、体内をながれる血液に注目します。
ですが血液を循環させている心臓と血管にも大きな関わりがあります。
「心臓・血管・血液」このすべてが健康にたもたれて、はじめてスムーズなめぐりとなります。
めぐりの三大要素とは
心臓のしくみ
心臓は身体の中心より少し左側に位置し、心筋という筋肉でできています。
内部は右心房・右心室・左心房・左心室という4つの部屋に分かれています。
大きさは握りこぶしよりやや大きめで、重さは250~350gほどです。
健康な成人の安静時の心拍数は、1分間に約60回です。
ですが状態により拍動数は変化します。
激しい運動をすると大量に酸素を必要とするので、よりたくさんの血液を送り出そうと心拍数は上がります。
血管のしくみ
血管は人体に網の目のように張りめぐらされ、全長は約10万km。
一直線につなぐと、地球を約2周半する計算になります。
動脈・静脈・毛細血管の大きく3つに分けられます。
- 心臓の左心室から送り出され、酸素や栄養分をふくむ血液を全身に運ぶのが動脈
- 全身で二酸化炭素や老廃物を受けとった血液を心臓へ送るのが静脈
- 動脈や静脈から枝分かれして、酸素や栄養分とひきかえに二酸化炭素や老廃物をうけとるのが毛細血管です
血管は寒い時にはちぢみ、暑い時には広がります。
血行がイイというのは、血管が広がって血液がたくさん流れている状態のことをいいます。
血液のしくみ
血液の総量は体重の約8%です。
- 酸素や二酸化炭素をはこぶ赤血球
- 侵入してきた異物を攻撃する白血球
- 血液を凝固させる血小板
- 生体防御のはたらきをするリンパ球
の4種が、血漿(けっしょう)という液体に存在しています。
身体に必要な成分を全身にはこび、老廃物を持ち去るという重要な役割をはたしています。
めぐりが悪くなると、どうなるのかな?
めぐりが悪いというのは?
はじまりは血行不良から
なにげない冷えやコリはめぐりが悪くなっているサインです。
冷えやコリの原因は血行不良、めぐりの悪さは血行不良からはじまります。
では血行不良の原因は?
生活習慣の乱れです。
- 食べすぎ・偏食による脂肪・糖分のとりすぎ
- ストレスや疲労過多
- 長年の喫煙・飲酒
などが血液の質を悪くします。
やがてドロドロ血液に
これを放置すると、流れにくいドロドロ血液を送り出そうと血管に強い力がかかったままになります。
すると血管壁は自然とかたく厚くなり、簡単に傷つくようになります。
傷ついた血管壁には血栓ができ、詰まりやすくなります。
このような状態から動脈硬化となり、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞といった深刻な疾病につながるのです。
👇ココが大事!👇
ちょっとした冷えやコリを見のがさず、生活習慣をふりかえりましょう!
コエンザイムQ10が足りない⁉
コエンザイムQ10 って名前は知ってるけど、何にきくの?
私たちの身体のほとんどの細胞に存在して、エネルギーをつくりだしているのです。
ところが心臓のコエンザイムQ10は、20歳前後をピークに40代で30%も失われてしまいます。
エネルギー不足になると心臓のポンプ機能が低下し、血液循環が悪くなります。
生活習慣を万全にしていても、年とともに血行不良になりやすくなるんです。
おまけにコエンザイムQ10は食事から摂取するのが、むずかしい…
私たち更年期世代は、サプリメントでの摂取を考えてもいい成分かもしれません。